練習曲 の 解説ページ です
本稿は「アメイジング・グレイス」の魅力を追いかけた、私的なレポートです。
200年以上前に生まれたこの歌は今も歌われています。
歴史的な事実を踏まえながら、その魅力はどこにあるか。私なりに解釈した内容が多く含まれています。
大きく分けて、4部で構成しています。
1部 は詞(詩)を生み出した作詞者、その動機と時代背景。
2部 は生まれた英国ではなく新大陸アメリカで大きく育って歌われている謎。
3部 は日本での受容のされ方を二人の歌手を例として見てみます。
4部 は本格的な混声四部合唱として生まれた日本語詞、作詞者の思いを中心に紹介しています。
引用は重要な証言のみに出所を付記しています。
なお、敬称はすべて略させていただいています。
(「コールピース」 団員 桐田豊正)
今回は、合唱団「コールピース」のスタートに
なったシベリウスの「フィンランディア讃歌」に
ついての研究です。 |
フィンランドの地図。図で黄色の部分。 東にロシア、西にスウェーデンが位置している。 かつては北極海(バレンツ海)、南東部はラドガ湖にも面していた。 地図は外務省ホームページより。 |
不思議な歌である。350年前に生まれたスコットランド民謡が、 |
「広い河の岸辺」表紙主婦と生活社2015年 |